ニシナリの空がよくみえる庭(平間藤助記念公園)

風が吹き渡り、土と植物のにおい、陽射しまぶしく、 夜になると、静けさと虫の声につつまれる70坪ほどの庭。 さまざまな植物、猫、すずめ、鳩、イタチ、蝶々、名前もわからない虫など、 いろんな生き物たちが入れ替わり立ちかわりやってきます。 あたりに高い建物が少ないこともあって、見上げれば、広がる空。 ハンモックに揺られるもよし、 パワースポットで瞑想にふけるもよし、 庭で、歌って踊ってみるのもよいでしょう。

平間藤助記念公園物語 あらすじ

40数年前、まちは寄せ場として活況を呈していました。
商店街を肩がぶつかりあうようにして歩いたそうです。
ゲストハウスとして、この建物の改装をはじめた2016年冬、突然現れたのが、要介護の平間さん。
電動車椅子で現れて、
手伝いをしてくれるようになりました。
平間さんは長年、土工として働いていました。
更地だった庭の、瓦礫を掘り起こし、集め、
水だまりに土を盛り、セメントをこね、道具をかたづけ、
庭は1日ごとに姿を変えていきました。
平間さんは、体を動かし「夜眠れるようになった」と言って
食欲がでてきたようで、みんなといっしょに
まかないご飯を食べるようになりました。
ときには、特別におかゆをつくりました。
耳が遠いせいか、ときどき話が通じないものの
愛嬌のある平間さんは、みんなを和ませてくれました。
こどもたちを驚かせるのも好きでした。
この建物はかつて共同住宅で、
そこに住んでいたことが後にわかりました。

庭の土木工事が完成し、
ゲストハウスとしてオープンすると、
水撒きと掃除を日課とするようになりました。
午前中にディサービスがある前日には
「あした、昼に来て水撒くから、やらんとってな」と伝言していくのです。
それでも、80歳、夏までの間に2回入院し、
三日間集中治療室にいたそうですが、奇跡の生還を果たし、
不死身の笑顔をみせていました。
アパートの隣人という男性が、平間さんが心臓麻痺で亡くなったことを
告げに来てくれました。
平間さんがココルームに毎日来ていることを
まわりの人もよくわかってくれていたようです。
いまでも、庭には平間さんがいるような気がします。

参加型ミニ畑

近くの、わかくさ保育園の園児たちが畑体験にきたり、旅人が畑作業を楽しんでいます。

パワースポット

かつては、祠があったとおもわれる角。バナナや芭蕉など熱帯植物に覆われています。 夏場は蚊に注意。

森村泰昌さん植樹のイチジク

メインの木を植えるよう、レンガで囲いをつくることになり、レンガをいくつ購入すればいいのかを考えるために、十数年ぶりに円周率を使って円周を計算しました。(数学はいつも赤点でした)計算の結果、レンガの費用に驚き、瓦礫を掘り起こし、セメントで荒っぽくつくりあげました。運良く30個ほどのレンガを寄付いただき、てっぺんだけはかろうじて水平をとりレンガを並べました。オープニングセレモニーで森村泰昌さん(美術家)にフランスイチジクを植樹いただきました。

謎の庭師S氏のこと

庭をどうやって作ればいいのか、まったくわからず、誰かたすけてほしいと呼びかけたところ、人づてに紹介されたS氏。彼は想像していた20倍の広さに驚きながらも、おもしろがってくれました。まるで植物園のように、めずらしい草花や木があるのもS氏のおかげです。

庭をつかってみたい方に

ライブやお芝居、パフォーマンス、ワークショップ、パーティ、イベント、朗読会など、庭をご活用ください。※近隣に迷惑になるような大音量のものはご遠慮ください。

例:パーティなどすべて持ち込みの場合 基本使用料:ひとり1000円〜参加者がココルームのカフェを利用する催しものの場合 20人程度 基本使用料:3000円(2時間)〜

お問い合わせはココルームまで

info@cocoroom.org